床暖房 取付、修理の費用相場

床暖房の取付、修理の費用は、使用する材料や施工方法など、ご希望される床暖房リフォームの内容、及び現状の設備状況などの諸条件によって変わります。

床暖房取付、修理のポイント

床暖房 取付、修理

床暖房は、室内で火を使わず、空気を汚さない、安全安心で健康的な暖房器具として、近年人気を集めています

床暖房は大きく2種類に分けられ、電気式と温水式があり、電気式には蓄熱材を使う方式と、使わない方式があります。温水式は電気・ガス・石油などで沸かした湯を、床下のパイプに循環させて温める方式です。

電気式は施工が比較的簡単で、メンテナンスがほとんど必要ないというメリットがあります。立ち上がりも早く、すぐに暖かくなるということも魅力の一つですが、時間あたりにかかる光熱費は温水式より高めです。

施工方法は、既存の床材を剥がして張る方法の他に、剥がさずに上からヒーターと専用フローリングを重ね張りする方法もあります。重ね張りは、騒音やホコリによる室内の汚れがほとんどない上、工期も短く済むので住みながらの床暖房後付けリフォームも可能です。ただし、既存の下地板及び床組に劣化などの問題があれば、床下地材の交換または補修が必要となるので、既存のフローリング材も剥がす必要があるなど、状況によって施工方法を選択することが大切です。

一方、温水式は床材の施工以外にも、温水を作り出す熱源機の設置と、熱源機と床材を繋ぐ配管工事も必要となるため、工事が大掛かりになり、初期費用が高くなります。また、、通常1年に1回、ガスボイラーの点検や、床下配管内の不凍液の交換など、メンテナンスが必要です。温水式の最大のメリットは、光熱費が安く済むということでしょう

電気式か、温水式かを選択する際には、床暖房を設置する規模と生活スタイルで決めると良いでしょう。例えば、複数の部屋や、1部屋でも20畳以上の広い部屋に施工する場合、つけっぱなしにする時間が長い場合は温水式。1~2部屋のみに施工する場合や、朝夕程度の利用の場合は電気式というふうに選択することをお勧めします

床暖房の敷設は、床全体ではなく部分的にするのが一般的で、室内全体を床暖房で暖めるには、床面積の70%程度が適切とされています。また、ソファーやベッド、大きな家具などの下には床暖房は必要ないので、事前に家具の配置が決まっている場合は、光熱費を抑えるためにもそれらの下には敷設しないことをお勧めします。床暖房敷設面積が床面積の50%であっても、上手な配置計画であれば十分な暖房効果が得られると言われています

部屋によっては全体を暖めるまでの必要もない場合もあるでしょう。例えばキッチンにはシンクの前だけに敷設といったことも可能であり、お勧めです。ただし、断熱材や防湿層を適切に敷いておかないと暖房効果が下がってしまうので施工前にきちんと確認しておく必要があります。

各ご家庭のニーズに合った床暖房の取付がより良い形で実現できるように、複数の業者さんに相談して見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。

床暖房 取付、修理の費用データ

一般的な床暖房の取付、修理の費用は、30万円~80万円程度、部分的な床暖房の取付、修理では20万円~30万円が相場と言えるでしょう。
その他費用を安くするポイントとしては、特にメーカーにこだわりが無ければ、希望する機能を床暖房の取付、修理会社に伝え、機能的に要件を満たす商品の提案をもらうようにしましょう。
またコスト重視であれば、型遅れの商品や業者の過剰在庫を使うと更に費用を抑えられるので、そういったものが入手出来るか床暖房の取付、修理会社に相談してみましょう。

それでは、床暖房の取付、修理のよくある施工事例と、費用の概算を見ていきましょう。
※下記の費用は様々な施工費用、機器類の撤去処分費用なども含んだ床暖房の取付、修理の概算費用であり、実際の床暖房の取付、修理の状況や必要諸経費等で変わっていきます。

実際にかかった費用の割合

施工場所と価格相場

グラフ
電気式床暖房取付 30〜60万円
温水式床暖房取付 60〜80万円
ボイラー交換 20〜30万円
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床暖房 取付、修理のお役立ちコラム

Q.床暖房取付の際の注意点って?

床暖房は加温熱源によって大きく2種類に分けられ、電気式と温水式があります。

電気式は施工が比較的簡単で初期費用が安いというメリットがありますが、光熱費は温水式よりも高くつきます。一方、温水式は床材の施工以外にも、温水を作り出す熱源機の設置と、熱源機と床材を繋ぐ配管工事も必要となるため、初期費用が高くなりますが、光熱費は安く済みます。

つけっぱなしにする時間が長かったり、家の複数の部屋など広い範囲を床暖房にする場合は温水式、朝夕程度の利用であったり、1~2部屋だけの設置であれば電気式というふうに、まずは各ご家庭での床暖房使用プランを考えてから選ぶようにしましょう

床材については、床暖房に適した、耐熱性があって熱を伝えやすいものを使用する必要があります。一般的なフローリングは、熱に弱いことが多く、熱を加えると反りや割れが発生したり、床に隙間があいたりする場合があるので注意しましょう。畳やタイル、コルク等も床暖房に適した素材と言えるので、場所によって検討に入れるのも良い手です。

また、床暖房の上に木製品を直接置いてしまうと、木製品を置いた個所に熱がこもり、木製品に変形やひずみが生じたり、床材が変色してしまう場合があります。特に高価な家具や、精巧な調度品などは注意が必要です。木製品は直接置かず、下に板などを1枚敷くようにしましょう。絨毯や厚いカーペット、座布団なども熱がこもりやすいので、床暖房を利用する際には、これらの使用はなるべく控えましょう。

よく見られているカテゴリー

床暖房 取付、修理の施工事例

床暖房 取付、修理
  • 温水式床暖房取付
  • 費用 50万円
  • 工期 1週間
床暖房 取付、修理
  • 温水式床暖房取付
  • 費用 30万円
  • 工期 1週間

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